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森とデジタルな仲間たち

 
25
 
モリデジです。

今日、紹介する文庫本は、
「名もなき毒」、宮部みゆき著、文春文庫、848円+税
です。

namonaki


宮部みゆき氏の文庫新刊です。
解説を見ると2005年、半年にわたって中日新聞グループの
新聞小説だったようです。
我家は中日新聞なので、見たことはあったと思うのですが
記憶にあまり残っていません。
その後、2006年に単行本化され、翌年、吉川英治文学賞を受賞しています。

長編ミステリーなんですが、なんというか、読んでいてちょっと怖い小説です。

連続殺人鬼を扱った「SRO I~IV」もそうとう怖いのですが、宮部氏の作り出す
怖さはちょっと質が違うかもしれません。
「SRO」の怖さが直線的恐怖に対し、「名もなき毒」の怖さは、自分たちの身近で
いつ起きても不思議でない「事件・犯行」が克明に描かれており、真綿でしめられるような
恐怖とでも言うか、リアリティがすごいのです。

へたなオカルト映画より絶対に恐怖を味わえるはずです。
ただ、後味は悪くないです。

きっと登場人物(事件を解決する側)のキャラクターが後味をよくしていると思います。
長編ですがたぶん、すぐ読み切れるはず。
はやく読み切らないと気になって夜眠れないかも。

それにしても宮部氏の筆力はすごい。非常に細かい描写、それも心理描写を
圧倒的な文字量で迫ります。山崎豊子氏の小説とある種同質なすごさを
感じました。

「名もなき毒」はシリーズ2作目らしく、続編が新聞で連載中らしいです。
まずは、第1作『誰か Somebody』を今日購入してきます。


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