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森とデジタルな仲間たち

 
12
 
モリデジです。

今日は寒かったですねぇ。今年一番の冷え込みでした。
ただ、湿度が低いらしく、車の窓は凍てついていなかったので、
朝は楽でした。

そんな、寒い日だからと言うわけではないですが、
今日紹介する本は、

『極北ラプソディ』
海堂 尊(かいどう たける)著、朝日新聞出版、1680円

です。

kyokuhoku

海堂氏と言えば、もちろん「チームバチスタの栄光」ですね。
推理小説として、その結末のおもしろさでは出色でした。
その後のTVドラマや映画のDVDもずいぶん楽しめました。原作のよさでしょう。

海堂氏はお医者さんなんですよね。だからその後の作品も医学ものばかりなんですが、
「極北クレイマー」につづく「極北ラプソディ」は、医学ものなんですが、趣はちょっと
違います。
北海道の極北市という都市の病院を舞台にしていますが、この極北市は北海道夕張市の
ことらしいのです。そう、夕張メロンで有名ですが、経営破綻した都市です。
前作、「極北クレイマー」では、破綻した都市の病院はどうなるか?あるいは、どんな
市民病院がある都市は破綻するのかといったことがテーマでしたが、今回はその続きで
ドクターヘリが主役です。
この本を楽しむためには、まず「極北クレイマー」を読むことです。

でも、読み進むと登場人物が前作より増えてきて、なんと「チームバチスタの栄光」の
続編、「ジェネラルルージュの伝説」の主役、速水医師が登場してきます。

海堂氏の小説は、登場人物が物語をクロスして登場してくるのが特徴ですね。
だから、できれば片っ端からよんでいかないと、海堂ワールドの全貌がつかめません。

この「極北」シリーズは僻地医療の問題をいろいろ考えさせてくれるわけですが、
北海道のそれも破綻した都市の遠い話と高をくくっていてはダメだと思いました。

医療崩壊はもう始まっていると思います。
自分の住む春日井市の市民病院には、年に数回しかお世話になりませんが、
それでも、行くたびにこのままじゃだめじゃないかなと考えさせられます。
海堂氏の小説は日本の近未来を見事なまでに予言しているのかもしれません。

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