FC2ブログ

森とデジタルな仲間たち

 
19
 
モリデジです。

興味深い本を読みました。
著者、池井戸潤(いけいど・じゅん)、講談社文庫、税別648円

これは新刊ではないのですが、大型書店でピックアップしてディスプレイして
あったのを発見。

tokumei


池井戸さんは、ちょっと前、『下町ロケット』で直木賞を受賞され
いちやく有名になりました。33万部突破とあります。

私と池井戸さんの作品との出会いは、wowowドラマ「空飛ぶタイヤ」でした。
自動車業界の欠陥車隠しの社会派ドラマでした。

下町ロケットは文庫本がでたら買おうと思っていたら、「銀行総務特命」を
見つけたのです。

最初は、これって、漫画の「特命係長・只野仁」の亜流?と思ったのですが、
作者を見て読んでみようかなとなったわけです。「空飛ぶタイヤ」のイメージが
強く残ってました。

短編集なのですが、あっという間に読めてしまいました。
銀行での不祥事を一手に担当する指宿修平(いぶすき・しゅうへい)が主人公。

読んでいくうちに何ともいわれぬ不快感というか、やりきれなさというか
そんな気持ちに包まれるのですが、指宿のぶれない仕事ぶりに後味はまずまず。
やりきれない不快感の元締めは、巨大銀行の体質でしょうか。
巻末の解説を読んで、著者は三菱銀行に勤めていたことがわかり納得しました。
銀行の不祥事を
上っ面ではなくけっこう内面から描写してますから迫力があるわけです。

でも、なんかやりきれないです。
「メガバンク」が持つ巨大組織ゆえの「善」とか「正解」が、我々の一般市民と
かけ離れすぎています。

現代に生きる我々にとって必読の一冊です。

原発もそうですが、我々はあまりに現代の各種システムを知らなさすぎますね。
少しでも知ることは、その後の生き方をちょっとだけでも変えるかもしれません。

Comment






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://moridezi.blog70.fc2.com/tb.php/520-cb1ecaeb
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

プロフィール

森の仲間たち

Author:森の仲間たち
デジタルコンテンツ制作集団。

デジタルな仲間の人数

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

リンク

ブログ内検索

Copyright © 森の仲間たち / Designed by Paroday